なぜ、妊婦さんに便秘が多いのか?
便秘の悩みは男性に比べると圧倒的に女性の方が多いと言われています。
また、女性の中でも妊婦さんに至っては、約80%近くの方が便秘だと言われています。
妊婦さんが便秘になりやすいのには、色々な条件が重なるからだと言えます。
それは、妊娠前と比べてお腹の赤ちゃんを無事に出産できるように、妊婦さんの身体の内外で大きな変化に関連します。
ホルモンバランスの影響で身体的な変化や精神的な変化。
ほかにも、妊婦さんになったことで、対人関係の周囲の変化によるストレスなどもあります。
しかし、このようなことが原因となる妊婦さんの便秘も、見守る周囲の人の理解と、便秘予防や解消しやすい条件に合わせた日常生活を送ることで解消することができます。
ここで、妊娠中で便秘を解消したいと思っている妊婦さんに注意して頂きたいのが、便秘が辛くなってもドラッグストアなどで販売されている市販の便秘薬は使わないでください。
市販の便秘薬は万人に効果があるように成分が配合されていますが、妊婦さんとお腹の赤ちゃんにも合わせた配合はされていません。
わたくしごとで、恥ずかしいのですが初めての妊娠で病院で4週目と診断された後、5週目頃に便秘が辛くなって家に常備していた便秘薬をウッカリ飲んでしまい、慌てて病院に駆け込んだことがありました。
お医者さんに診断してもらって『大丈夫です』と言ってもらえましたが、妊娠期間中から出産が終わって赤ちゃんも大丈夫と分かるまで市販の便秘薬を飲んだことが、ずっと心配でした。
妊婦さんご本人が妊娠中の便秘が辛くなって、どうしても便秘の解消を即効でしたいと思ったら、担当のお医者さんに相談すると、マグラックスという便秘薬が処方されるので、それを服用してください。
10ヶ月の期間で今までは、まったく経験したことのない、さまざまなトラブルに遭遇すると思いますが、妊娠中の便秘もその中の1つだと言えます。
しかし、事前に内容を把握することで、前もって便秘を予防することや、その状況になっても落着いて対処して便秘を解消する事ができます。
こちらでは、順を追って妊婦さんが便秘になりやすい4つの理由と妊娠中の便秘解消や予防について紹介しています。